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現代によみがえった広重ブルー。「隅田堤闇夜の桜」を復元



Photo by : mingzhuxia

東海道五十三次などの浮世絵で知られる歌川広重。その大胆な構図や色遣いは遠く海を渡って、印象派やアールヌーボーに大きな影響を与えたと言われています。

そんな広重の浮世絵、「隅田堤闇夜の桜」の版木がとある民家から発見され、その版木を使って当時の通り、浮世絵を摺って再現させたと話題になっています。

江戸時代の版木は保存状態も悪く、虫食いや反り返りがある状態でした。
しかし熟練の職人が一つ一つ摺れる状態に調整し、見事に江戸時代の広重の浮世絵が現代によみがえりました。

1ミリの間に3本も描かれた頭髪や帯模様の繊細さ。12色をぶれなく重ねたその色合いは驚くばかり。広重の浮世絵の特徴は以下のような点が上げられます。

ジャポニズムの原点

オランダのゴッホ美術館で広重の浮世絵を観たときは、不思議な感覚を味わいました。
大胆な構図と美しい色彩にゴッホが傾倒し、印象派にも影響を与えた浮世絵。
ジャポニズムの流行となった浮世絵を改めて見ると、日本人の繊細さと美的感性を感じます。

インディゴブルー

ゴッホも特に愛したのは広重の色彩。特に藍色の美しさです。

日本でも馴染みある藍色は、アメリカではジーンズの染料として使われインディゴブルーと呼ばれています。
鮮やかで深く気品あるブルーは、西洋にはない色彩です。

欧米化、デジタル化した日常生活で、浮世絵を見つめると心の奥深くが刺激される気がします。
週末は浮世絵を見に美術館に出かけてみませんか。

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