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江戸時代の版木で摺った広重の版画が自宅に



Photo by : team.koba

東海道五十三次などで知られる歌川広重。彼の浮世絵が約150年ぶりに復活しました。

江戸時代に実際に使用されていた版木が民家から発見され、その版木を使って摺られた浮世絵が現代によみがえったのです。

江戸時代の版木が今日まで現存することは極めて珍しいうえ、今回の版木は作品を完成させるために必要な枚数(7枚)が全て揃っていました。

およそ160年前の版木は反り返り、表面が磨り減り、ところどころ朽ち欠けていました。
熟練の職人たちが板の調整・補強を行い、当時の色を再現する様子はNHKニュースウォッチ9で紹介されました。

この浮世絵『隅田堤闇夜の桜』が、このたび、70部限定で販売されることになりました。

版木が発見され江戸時代の色合いを忠実に再現することで、現在、太田美術館が所蔵する隅田堤闇夜の桜の色合いと随分違うことがわかりました。

再現された色合いは、良く言われる広重の鮮やかなブルーというより
全体が調和した落ち着きある色彩です。
そして髪の毛の細かさ(1mmに3本)や、着物の美しいカーブなど江戸時代の高いテクニックに驚くばかりです。

提灯に書かれている小倉庵は江戸時代の高級会席料理(約180店)を紹介した番付表「即席会席御料理」にもランクインする高級料亭です。

江戸時代の版木でよみがえった浮世絵を自宅で鑑賞できるなんて、最高の贅沢ですね。

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