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【ネタバレ】映画版「20世紀少年<最終章>」で明らかになった”ともだち”の正体とは?



Photo by : Andytn

2009年8月29日に公開された映画版「20世紀少年<最終章>」。映画版では、原作の漫画とは異なった結末が用意されているという事で話題となりました。

ネタバレとなりますが、映画版「20世紀少年<最終章>」の結末、“ともだち”の正体をまとめました。

“ともだち”はヨシツネ?

映画版の公開に先立ち、前日の8月28日の日本テレビ系列の金曜ロードショーで『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第2章〜』が放映されました。この内容は映画版の第2章に新たに撮影されたシーンを加えて、再編集されたものです。

新たに加えられたシーンに原作にもある、マルオが”ともだち”を巻き込み自爆を図るシーンがあります。このとき、”ともだち”がマスクをかぶる前に丸いレンズの眼鏡を外す姿が描かれています。丸い眼鏡はヨシツネのトレードマークです。

また、映画の<最終章>では、オッチョがヨシツネが”ともだち”である事をほのめかす少年時代の回想シーンがあったり、ヨシツネが”ともだち”の気持ちを察するかのような発言をします。

素直にこの伏線を読み解けば、”ともだち”=”ヨシツネ”となりますが、この演出は観客を惑わすミスリードでした。ヨシツネは中性子爆弾を積んだロボットから引きずりおろされ、マスクをはがされますが、本物の”ともだち”にマスクをかぶせられていたにすぎません。

やはり、フクベエか?

“ともだち”がヨシツネでない事が分かった瞬間、本物の”ともだち”が現れます。そのマスクをとると、予想通り、佐々木蔵之介演じる、フクベエの顔でした。

そこで、ケンヂが意外な一言を発します。「フクベエのふりをするのはやめろ」と。直後、”ともだち”は万丈目によって射殺されてしまいます。

いったい、”ともだち”の正体はいったい誰だったのでしょうか。

ともだちの正体は、原作とおなじカツマタくん

万博会場でのケンヂによるコンサートの後、映画はエンドロールを迎えます。エンドロール後には原作の「21世紀少年」部分で描かれていたストーリーが始まります。

ケンヂは改めて、「ともだちランド」のボーナスステージ、すなわち、ケンヂの子供時代の世界に入り込むのです。

そこで、明らかになった”ともだち”の正体は、原作と同じ、フナの解剖の前日に死んだと言われていたカツマタくんでした。駄菓子屋で宇宙特捜隊バッジを万引きしたという濡れ衣をケンヂに着せられたことによって、それ以降、周りの子供たちから「死んだ」事にされてしまった子どもでした。そのいじめにより学校にも通わなくなり、自分の存在を否定し、ついにはこの世界の滅亡を望むようになってしまったのです。

原作では、何故カツマタくんが”ともだち”となったかを説明する描写が不十分だったため、読者から納得いかないという不満がありました。一方、映画版では、どのようにしてカツマタくんが”ともだち”となってしまったかが、くわしく描かれています。

一方、やや強引ではありますが、原作と異なり映画版では、フクベエこと服部は小学校時代に亡くなっていたという設定となっていました。ケンヂはその事を思い出したため、フクベエとして振る舞ってきた佐々木蔵之介演じる”ともだち”がフクベエでないことを知っていたのです。

やや、無理矢理な部分もありますが、”ともだち”がいかに誕生したのか、また、誰もが”ともだち”になりうること、一方で、周りの誰かを”ともだち”にしてしまう危険性がある事をうまく描いている点で原作とは違った結末を言えるでしょう。映画版「20世紀少年」は原作者の浦沢直樹が本来、描きたかった結末を描いているのかも知れません。

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