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『1Q84 BOOK4』 の発売を予想する3つの根拠(ネタバレあり)


村上春樹の小説、『1Q84』はBOOK1、BOOK2に引き続き、BOOK3も大ベストセラーに。発売から半月あまりで、BOOK3だけで100万部が発行されるという熱狂ぶりです。

BOOK1、BOOK2で残された謎や、伏線はBook3で明らかになり、主人公の青豆と天吾は迷い込んだ1Q84の世界から抜け出してハッピーエンドともいえる結末を迎えました。

一方で、1Q84はBOOK4で完結する、と続編を期待する声も絶えることはありません。

1Q84はBOOK4が出るのではないか、という理由を3つまとめてみました。

「1Q84 完」となっていない

BOOK3のすべてを読み終わると、一見、ハッピーエンドで物語は終わったように思えます。一方で、BOOK3の最後のページには「BOOK3 終わり」と書かれており、BOOK1、BOOK2の最後と同じです。「1Q84 完 」と明確に書かれていないことが、この物語が終わっていないことを示唆する、有力な根拠となります。

本当に青豆と天吾は1Q84の世界から抜け出したのか

BOOK3の最後の章で、月が二つある世界から抜け出したことが明確に描かれています。一方で青豆は、エッソ石油の看板、「タイガーをあなたの車に」のタイガーが右側ではなく左側の顔を向けていることに気づきます。元々いた世界に戻ったわけではないことも示唆しているのです。

二人は結ばれましたが、この後も平穏な世界に生きていくわけではなさそうです。そういう意味で、まだまだ『1Q84』の世界が続いていくのではないか、という期待を持たせています。

残された謎がまだたくさん

BOOK3全般にBOOK1、BOOK2で描かれた謎がとかれ、「広げた風呂敷」を「たたんでいく」かのようにストーリーが展開します。一方で、残された謎が数多く残されています。例えば、

  • 妊娠した青豆の父親は本当に天吾なのか
  • 「さきがけ」がその子供を狙っている理由は
  • 女主人(緒方静恵)は死んだのか
  • 天吾の本当の父親は誰だったのか
  • 天吾の母親を殺したのはどのような人物であったのか
  • 天吾の年上のガールフレンド(安田恭子)は死んだのか
  • 天吾が接していたふかえりは「ドウタ」だったのか「マザ」だったのか
  • 天吾を追いかけてきた「さきがけ」は彼らを見つけることが出来たのか
  • 牛河の死体から現れたリトル・ピープルが作り始めた「空気さなぎ」からは誰の「ドウタ」が生まれてくるのか。またそれは何を意味するのか

などなどです。いずれも小説の行間から読者が解釈することも出来る内容ですが、明確に答えは出されていません。

これらの残された謎にBOOK4が答えてくれるということも考えられます。

数々の村上春樹の小説の中でも大ベストセラーとなった1Q84。続編の『1Q84 Book4』が出ることを期待しています。

Comments

コメント:8

  10-08-10 (火) 16:47

ただ、本の背表紙を見るとBook3は10月~12月、つまり1984年はもう終わり1985年を迎えることになるんです。だからBook4を1Q84とするのは何だか不自然な感じにもなりますよね。
謎があまりにも多すぎる為続編をすごく期待するものの、1984年が終わったら1Q84ではなくなってしまう矛盾があるので、いかんともしがたいです。

匿名 10-08-21 (土) 21:37

BOOK4は1Q84年の1月〜3月になるのではないでしょうか?

shuffle 10-08-29 (日) 21:59

BOOK1が4月から始まっているので、小学校の暦の様にBOOK4の1~3月で完結するのではないでしょうか?表紙の{1Q84}は1984年度、となるのでは。
起承転結の転にあたるのがBOOK3ということなので(確かではありませんが)、結のBOOK4で終わるのだと思います。
村上さんはそういうことも頭に入れて1Q84を4つに分けたのかもしれません。

Zhangmeng 10-11-16 (火) 1:27

1Q84 is also much hot topic in China. Personally, having finished reading book3,I still hold the feeling that it would not be complete without a possible book4. If there do have no such notions as a book4 in the writer’s mind, it would be a great puzzle for me to understand.

lemon drop 10-11-30 (火) 14:13

shuffleさんの解説を読むとでなるほどと頷いてしまいますが、過去の作品で、「ねじまき鳥クロニクル」のように第一部、第二部で完結かと思われたが少し間をおいて第三部が発表されたように、今回も第四部が若干時間を置いて発表されるのではないかと期待しております。

ホムラ 11-01-07 (金) 21:25

1Q84book0っていうのはどうでしょう。
天吾と青豆のその後ではなく、二人が1Q84の世界に迷い込む前の物語でいくつかの謎が明かされる…
それでも謎は残ると思いますが、可能性としてはあり得ると思います。

まったり☆ 11-06-11 (土) 1:13

初めまして失礼します(先月完読しました者です)

>天吾を追いかけてきた「さきがけ」は彼らを見つけることが出来たのか

ラストで1Q84から抜け出た後の高速道路上で事故があったので、
たぶんあの「さきがけ」の二人は事故に巻き込まれて…?

それより、

ラスト、高速上で空車のタクシーを拾った時に運転手から聞いた話の(この時の運転手が最初のヤナーチェックの運転手ならスマートな終わりだったのかも?と、期待しました/笑)前の乗客の乗り合わせた知り合いの夫人は、夢の中で裸の青豆にコートをかけた夫人と、同一人物? その正体は?

Book4、若しくは違うタイトル。とにかく続編に期待します。
(Book4のデザインの『Q』は、次は黄色かな? と予測w)

****** 12-01-29 (日) 1:36
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