- 2010年5月 9日 08:14
- ウィークエンド ライフハック
村上春樹の小説、『1Q84』はBOOK1、BOOK2に引き続き、BOOK3も大ベストセラーに。発売から半月あまりで、BOOK3だけで100万部が発行されるという熱狂ぶりです。
BOOK1、BOOK2で残された謎や、伏線はBook3で明らかになり、主人公の青豆と天吾は迷い込んだ1Q84の世界から抜け出してハッピーエンドともいえる結末を迎えました。
一方で、1Q84はBOOK4で完結する、と続編を期待する声も絶えることはありません。
1Q84はBOOK4が出るのではないか、という理由を3つまとめてみました。
「1Q84 完」となっていない
BOOK3のすべてを読み終わると、一見、ハッピーエンドで物語は終わったように思えます。一方で、BOOK3の最後のページには「BOOK3 終わり」と書かれており、BOOK1、BOOK2の最後と同じです。「1Q84 完 」と明確に書かれていないことが、この物語が終わっていないことを示唆する、有力な根拠となります。
本当に青豆と天吾は1Q84の世界から抜け出したのか
BOOK3の最後の章で、月が二つある世界から抜け出したことが明確に描かれています。一方で青豆は、エッソ石油の看板、「タイガーをあなたの車に」のタイガーが右側ではなく左側の顔を向けていることに気づきます。元々いた世界に戻ったわけではないことも示唆しているのです。
二人は結ばれましたが、この後も平穏な世界に生きていくわけではなさそうです。そういう意味で、まだまだ『1Q84』の世界が続いていくのではないか、という期待を持たせています。
残された謎がまだたくさん
BOOK3全般にBOOK1、BOOK2で描かれた謎がとかれ、「広げた風呂敷」を「たたんでいく」かのようにストーリーが展開します。一方で、残された謎が数多く残されています。例えば、
- 妊娠した青豆の父親は本当に天吾なのか
- 「さきがけ」がその子供を狙っている理由は
- 女主人(緒方静恵)は死んだのか
- 天吾の本当の父親は誰だったのか
- 天吾の母親を殺したのはどのような人物であったのか
- 天吾の年上のガールフレンド(安田恭子)は死んだのか
- 天吾が接していたふかえりは「ドウタ」だったのか「マザ」だったのか
- 天吾を追いかけてきた「さきがけ」は彼らを見つけることが出来たのか
- 牛河の死体から現れたリトル・ピープルが作り始めた「空気さなぎ」からは誰の「ドウタ」が生まれてくるのか。またそれは何を意味するのか
などなどです。いずれも小説の行間から読者が解釈することも出来る内容ですが、明確に答えは出されていません。
これらの残された謎にBOOK4が答えてくれるということも考えられます。
数々の村上春樹の小説の中でも大ベストセラーとなった1Q84。続編の『1Q84 Book4』が出ることを期待しています。

