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トヨタが出資するテスラ・モーターズとは?


2010年5月21日、トヨタ自動車と米テスラ・モーターズは電気自動車などの開発で業務提携を実施していくことで基本合意し、トヨタはテスラに対して5,000万ドルの出資を決めました。

初めて聞いた方も多いかと思いますが、実はこのテスラは、シリコンバレーで注目されている新興の電気自動車メーカーです。

テスラ・モーターズとは

テスラ・モーターズは2003年に設立されたシリコンバレーのベンチャー企業。ガソリンを使わないエコな電気自動車を開発していますが、テスラが作る車は一般に「電気自動車」と聞いて想像するものとは全く異なります。

代表的なモデル、テスラ・ロードスターは従来の電気自動車のイメージを覆す、純然たるスポーツカー。時速100kmまでの加速が4秒、最高時速は200kmで、その性能はポルシェ911を超えると言われているのです。

ノートパソコンに使われるリチウムイオン電池を利用

テスラの車に搭載されるリチウムイオン電池は、自動車用に開発されたものでなく、汎用の電池を活用しています。大手自動車メーカーが電気自動車の電池開発に大きな資本を投下しているのとは違う発想で、「シリコンバレーのパソコン技術を詰め込んだ車」と言えるでしょう。

CEOはPayPalの創業者、イーロン・マスク氏

このような全く新しい自動車メーカー、テスラの創業当時に出資し、現在はCEOを努めるのがオンライン決済サービスPayPalの共同創業者である、イーロン・マスク氏。PayPalをeBayに売却して得た資産がベンチャー企業による電気自動車開発(しかもスポーツカー)という事業を実現させたのです。

さらに、テスラの出資者にはGoogleの共同創業者、サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジや、元eBay社長であるジェフリー・スコールなど、そうそうたるシリコンバレーの起業家が名を連ねています。

試乗から1ヶ月で出資を決定

シリコンバレーを訪れたトヨタの豊田社長がテスラに試乗してから、出資を決めるまで1ヶ月という短期間だったそうです。スポーツカー好きの豊田社長はテスラに乗って、「未来の風を感じた」と語っています。

すでに日本でも販売開始

テスラ・ロードスターは2010年春から日本でも販売を開始しています。販売価格は101,500ドル(910万円程度)。スポーツカーはもう飽きた、エコでカッコいいのがいいけど、プリウスのようなハイブリッド・カーはイヤ、なんて方におすすめです。

今一番クールなスポーツカー、テスラを選んでみてはいかがでしょうか。

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