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戦後初の理系出身、鳩山首相の「見合いの数理」とは?


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国連気候変動首脳会合で、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減すると表明するなど、鮮烈な国際デビューを果たした鳩山首相。首相としては戦後初の理系学部出身と言われています。

その専攻は、オペレーションズ・リサーチ(OR)。数学的・統計的モデル、アルゴリズムの利用などによって、さまざまな計画に際して最も効率的な解決方法を見いだす学問です。

そんな鳩山氏、専修大学で助教授をしていたときに寄稿した論文に「見合いの数理」というものがあります。婚活にも役立つその内容とは?

AERAの記事によると「見合いの数理」の概要は以下のようなものです。

「10人の女性と順番にお見合いする。その中で一番すばらしい人にプロポーズする確率を最大にしたい。どうしたらいいか」

鳩山由紀夫が、客員教授を務める同志社大学の特別講義でよくする話だ。答えは、

「3人目までは見送って4人目以後これが一番という人にプロポーズすればいい」

というもの。最初の人で決めれば1割、最後の人まで待つとするとやはり1割の確率でしか、最高の人と出会えない。実はその間に「行動に踏み切る最少の人数」があって、この場合、3人見送れば、ほぼ4割の確率で10人中1番の人に結婚を申し込める、という。

(AERA 2009年9月7日号)

おおよそ、数学者の秋山仁先生が解説する「最適停止の理論」と同じ内容です。


温室効果ガスを25%削減するという国際公約は、高い評価を得た一方で、国内の経済界からは反発もあるようです。もしかしたら、こうした国際社会に対するコミットメントは彼の専門であるORによる綿密な戦略に基づいたものと言えるかも知れません。

事実、米国も中国も温暖化ガスの排出削減を謳いましたが、具体的な数値目標などは表明できず、日本がこの問題を主導していくのだという印象を国際社会に与えることができました。

この公約が達成できるかどうかはこれからにかかっていますが、理系総理としてこれまでとは違ったリーダーシップを発揮し始めたのは間違いなさそうです。

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